会頭挨拶
ご挨拶

この度、令和4年11月1日に開催された任期満了に伴う「臨時議員総会」におきまして、西都商工会議所第24期会頭に就任いたしました市原義彦でございます。
地域最大の経済団体である商工会議所の役割は大きく、会員企業・地域経済発展のため、誠心誠意・前向きに取り組んでいく覚悟であります。どうぞよろしくお願いいたします。
新体制のスタートは、新型コロナ感染症やロシアのウクライナ侵攻・世界的なインフレなど大きな環境変化が次々と押し寄せ、極めて予測不能な状況が続いております。特にこのコロナ禍の2~3年でこれまでの習慣は変わり、新しい生活様式という形でリモートワークなどのデジタル化が急速に進みました。厳しく不透明な現在の状況を何としても乗り越え、西都市内の商工業者が持続的に発展できますよう、中小企業の活力強化・地域経済の活性化につながる効果的な諸事業を実施してまいります。
また、商工会議所の使命は大きく下記の3つと考えますので、積極的に取り組んでまいります。
- 会員企業の活力強化(会員企業の成長への挑戦を全力で後押し)
コロナ関連の各種情報提供・デジタル化推進事業・その他事業や補助事業、また会員企業との積極的なコミュニケーションにより、会議所内の約820社の個人・法人企業の活性化を図ります。 - 地域経済の活性化(地域の力を再生させる取り組みを強力に推進)
昨年は前村上会頭の強力なリーダーシップにより、念願のまちづくり会社を設立致しました。
本年度はいよいよ本格的に始動致します。持続可能な街づくり(三方よし)を目指し、次世代の担う人材を育成しながら、総合的・戦略的に考えるエンジン役として進めて参ります。 - 政策提言・要望(一歩先んじた政策や要望を関係機関に提言)
各部会・各委員会・青年部・各個人会員さん等々の意見・要望を吸い上げとりまとめ、行政機関また関係機関に積極的に提言・要望して、実現できるよう進めてまいります。
今後も今まで経験したことのない状況が考えられますが、歴史を顧みれば先人たちは、2度にわたる大戦や数次にわたる大不況・大規模自然災害など、幾多の困難に直面しながらも、決して屈することなくそれを乗り越え、歴史を紡ぎ今を築いてきました。私共もあらゆる変化に対応できるよう強い足腰を鍛え、その時々の課題や変化をタイムリーに察知して、スピード感をもって対応・実行していくことが必要です。共に新しい時代を切り拓いていきましょう。
会員並びに関係当局の皆様の引き続きのご支援・ご協力を、何卒宜しくお願い致します。
令和4年吉日
西都商工会議所 会頭 市原義彦
西都商工会議所 会頭 市原義彦